リメディアルセラピーって何?施術歴10年・8000人施術のセラピストがわかりやすく解説

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リメディアルセラピーって何なの?

こんにちは。

名古屋・本山の腸セラピー専門サロン「mellow」オーナーの竹村マナです。

最近「リメディアルセラピーってどんな施術なんですか?」とよく聞かれるようになりました。

たしかに、日本ではまだ聞き慣れない言葉かもしれません。

でも実はこれ、私がオーストラリアで7年間、延べ8000人以上の女性と向き合う中で磨いてきた、とても大切な技術なんです。

このブログでは、「リメディアルってなに?」「どんな効果があるの?」「痛くないの?」という疑問に、できるだけわかりやすくお答えしていきますね。

 

リメディアルとは、「治す」ためのトリートメント

“リメディアル”という言葉は、「修復する」「改善する」といった意味を持つ英語の “remedial” からきています。

リラクゼーション目的のマッサージとは異なり、肩こり・腰痛・姿勢のゆがみ・自律神経の不調など、原因にアプローチする施術です。

オーストラリアでは医療や保険制度とも連携しており、慢性的な体の不調やリハビリの一環として受けられるほど、信頼されている技術なんです。

 

どうしてmellowでリメディアルを取り入れているの?

私がリメディアルを学んだのは、現地でセラピストとして働いていた2年が経った時。

当時のクライアントさんは、出産後の不調、デスクワークで固まった肩まわり、慢性的な腰痛、そして何より「なんとなくずっと疲れている」という女性たちでした。

その中で感じたのが、「1度ほぐしても、また症状が戻ってきてしまう」「深くほぐしてほしいけど、痛いのは怖い」という声の多さ。

リメディアルは、そういった体の悩みを抱え“やさしく、でも確実に届く施術”を必要としている方にぴったりのアプローチでした。

だからこそ、mellowではこの技術を日本でも提供しようと決めました。

 

どんなふうに施術するの?

リメディアルセラピーの特徴は、「やみくもに全身を揉む」のではなく、必要な場所を見極めて丁寧に触れること。

mellowでは、まずお身体の状態や生活習慣をお聞きしてから、以下のような流れで施術します。

  • 緊張が強い筋膜・深層筋を見極め、ゆっくり圧をかけてゆるめる
  • 呼吸を深めるために、肋骨まわりや横隔膜にもアプローチ
  • 必要に応じて骨盤まわり、股関節、首なども調整
  • お腹(腸セラピー)との組み合わせで、全身の巡りをサポート

一人ひとりの体に合わせて「どこを・どれくらい・どんなふうに触れるか」を組み立てていくのが、リメディアルの大きな特徴です。

 

どんな方におすすめ?

こんなお悩みを抱えている方に、ぜひ一度受けていただきたい施術です。

  • 整体は痛くて苦手、でもちゃんとほぐしてほしい
  • 頭や肩、腰がいつも重く、スッキリしない
  • 呼吸が浅い、リラックスできない
  • 自律神経が乱れやすく、寝ても疲れが取れない
  • 腸もみを受けたことがあるけど、変化が続かなかった

とくに「やさしい施術でも、深く整いたい」と思っている方には、リメディアルのアプローチはとても合うと思います。

 

リメディアルと腸セラピー、なぜ一緒にやるの?

リメディアルセラピーと腸セラピーを融合させている理由は、腸と筋膜、そして感情のつながりにあります。

私が施術してきた8000人以上の女性の体には、共通する傾向がありました。

それは、腸の不調がある人ほど、腰・背中・骨盤まわりの筋肉がかたくこわばっていたこと。

そして、その背景には日々のストレスや我慢、呼吸の浅さが隠れているということです。

だからこそ、腸だけでも筋膜だけでもなく、その両方に同時にアプローチすることがとても効果的なのです。

 

最後に:やさしく、深く、変わっていく

リメディアルセラピーは「無理をさせないけど、しっかり変えていく」そんな施術です。

不調を抱えている方こそ、強い刺激ではなく“やさしく芯まで届くケア”が必要です。

名古屋でこの技術を受けられる場所はまだ少ないですが、mellowでは丁寧に向き合いながら施術を行っています。

「なんとなく不調が続いている」
「変わりたいけど、強い施術は苦手」

そんな方は、ぜひ一度ご相談くださいね。

お身体が本来のリズムを思い出すような、やさしい変化を一緒に育てていけたらうれしいです。

この記事を書いた人

名古屋・本山の腸セラピー専門サロン「mellow」オーナー。施術歴10年以上。オーストラリアでは延べ8000人以上の女性の体に触れ、腸と筋肉のつながりに着目した独自のケアを実践。現在は日本腸セラピー協会の講師としても活動中。

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